雨降って怪我の功名：昆　真樹のギター＆テニス人生：SSブログ

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雨降って怪我の功名　[テニス] [編集]

【これは11月28日の著者近影】

金曜日は久しぶりにプチ・シングルスに行ってきた。コートに向かうバスの中で小雨が降ってきたのに気づいたが、このくらいなら何とかなるだろう。ということで会場に着くと、またパラパラと降ってきた。ここのコートは「ソフト・コート」という名のハードコートでちょっとでも雨が降ると、めちゃくちゃ滑って危険なのだ。開始時刻は11時の予定だったのだが3～40分ほど待って、雨がやんだところで参加選手全員でコート整備。ゴムのラバーが付いたでかいトンボで、水をコートの周りにある排水溝へ押し込むわけだ。そして12時から試合が始まった。

僕の入ったグループには、このブログの一番最初の記事で取り上げた初めて決勝進出したときの対戦相手、強豪のU選手がいる。だからなんとしても残りの2選手に勝たねば決勝トーナメントに進出できない。で、最初の相手には5-0で快勝し、2戦目。サウスポーのJ選手と対戦。サーブの形がぎこちないので楽勝だろう、と思って戦ってみると、あれ？最初のゲームを取ったあと1-2と逆転されてしまった。けっこうミスの少ない選手で見た目よりうまいのだ。残り時間は3分（これらの試合は15分マッチの時間制なのだ）、なんとしても1ゲーム返して引き分けに持ち込まなくては…と思ったそのときにまたパラパラと降ってきた。

　本大会の仕切り役も務めるU選手が「いったん中止して雨が止むのを待ちましょう」と宣言。選手一同クラブハウスに待機して止むのを待ったのだが、30分ほど待ったところで雨が上がり、再び全選手総出でコート整備。してる最中にまた降りだして、今度は一時間待機、あーあ。雨が上がってまたもや選手全員で重いトンボを手に水を掻き出していると、最年少17歳のY選手がポツリ。「きっと整備がおわった途端にまた降ってきますよ」。で、その通りになってしまった…。途中で中止になると、エントリー・フィーを一部返金しなければならない主催者側のU選手、事務局のS氏に何度もかんども電話して指示を仰ぐが、中止の決断にはなかなか至らず選手一同もうぐったり。テニスしてる時間の何倍もコート整備に費やしているんだから無理はない。

優勝候補の一人で僕とも一度対戦したことのあるK選手が言う。「僕はやってもいいですよ、このくらいの雨なら」。しかしコートはほんの少しぬれただけでかなり滑るので、たしかに降っている間に試合をするのは危険ではある。しかしせっかくの休みにわざわざここまで来て、結局中止で帰るのも辛い…という気持ちはよく分かる。彼はとてもかんじのいい31歳の青年で、試合後に色々と話し込んだこともある。彼に言ってみた。「もし中止になったら自前でコートを借りて打ちませんか？」「あ、いいですね。試合形式でもいいですか？」「状況を見て、できそうならそうしましょう」ということになった。

最終的に午後3時に中止が決定。すぐに貸しコートを申し込もうとしていると、先ほどの僕の対戦相手、J選手とその友人のS選手が「あ、やるんだったら混ぜてくれませんか？」ということになった。S選手はさきほどK選手と対戦して敗れていたが、かなり競った試合で見ていても面白いと思っていた。で、4人でコートを借りて小雨の中、打ち始めた。そうでなくても速いコートが雨のせいで一段と速い中、まずはストロークとSV（ストローク＆ボレー）をやり、しばらくしてから僕とK選手、友人同士のJ,Sコンビでダブルスの対戦をすることになった。すべりまくるコートの上で、無理して拾うと転倒しそうだったがお互い自重しながらプレーした。そしてワンセット終わったところで一時間延長を決定。すでに雨は止んでいたので再度コート整備をし、2セット目、3セット目を戦った。スコアは6-3、3-6、4-4（時間切れ）ということでまったくのイーブンだった。

雨降って地固まるじゃないけれど、非常に拮抗した面白いダブルスができ、満足して帰ることができた。まさに怪我の功名か？ちなみにJ,Sコンビはともに25歳。僕みたいなおっさんが若い人に混じってプレイして、十分楽しめるところもテニスのいいところである。

2007-12-02 00:30 nice!(0) コメント(3) トラックバック(0)

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先日は、いろいろとお疲れ様でした。

何度もコート整備をしたのに、スタートしようとすると雨が降るという
最悪の展開になってしまいました。。。

せっかくお集まりいただいたので、なんとか少しでも多く
コートの上でプレーしていただこうと思っていたのですが、
結果的に皆さんの時間を無駄にしてしまったようです。

このたびは、申し訳ございませんでした。
by sugi (2007-12-06 15:49)